へやすぽアシストで実際にやった運動遊び図鑑|OTパパが効果を解説【随時更新】

おうち運動あそび

この記事は、わが家が実際にへやすぽアシストのレッスンで行った運動遊びを、作業療法士パパの視点で感覚への効果とやり方をまとめた図鑑です。レッスンのたびに少しずつ追加していきます(随時更新中)。

遊びを「どの感覚を育てるか」で分類しているのがこの記事のポイント。「なぜこの遊びをするのか」がわかると、おうちでの関わり方も変わってきます。


前庭覚を育てる遊び

前庭覚とは、揺れ・傾き・スピードを感じる感覚のこと。バランス感覚や乗り物酔い、姿勢の安定に深く関わっています。
前庭覚のつまずきとおうち遊び|詳しくはこちら

タオルブランコ

タオルブランコ

やり方:大人がタオルを持ち、子どもがタオルに座ってブランコのように揺れる。大人2人いるとより楽しめる。

OT視点:前庭覚への直接的な刺激。揺れに慣れることでバランス感覚が育ち、姿勢の安定にもつながる。


人間おきあがりこぼし

人間おきあがりこぼし

やり方:体育座りの姿勢で前後にゆっくり揺れる。足を伸ばして行うバリエーションも◎。怖がる子にはそっとサポートしながら。

OT視点:前後への重心移動と揺れの感覚を同時に刺激。最初は怖がることが多いが、慣れることで感覚の許容範囲が広がっていく。


動くタオルジャンプ

動くタオルジャンプ

やり方:大人が座ってタオルを持ち、子どもの足元めがけて動かす。子どもは当たらないようにジャンプしてよける。

OT視点:「来る」タイミングを読んで跳ぶ予測力と反応速度。前庭覚が育つとこういった素早い動きへの対応が上手になっていく。


親の脚ジャンプ

やり方:大人が長座位で床に座り、両脚を内外転でゆっくり動かす。子どもは大人の脚の上をジャンプして越える。

OT視点:タイミングを読んで跳び、着地でバランスを取る。前庭覚と固有覚を同時に使う複合的な遊び。


フープタッチ(反復横跳び)

フープタッチ

やり方:左右にフープを置いて反復横跳びのようにタッチしていく。

OT視点:左右への素早い重心移動でバランス感覚と俊敏性を育てる。方向を素早く切り替える判断力もつく。


固有覚を育てる遊び

固有覚とは、筋肉・関節・腱から伝わる「自分の体の動きや力加減」を感じる感覚のこと。不器用さや力のコントロールの苦手さに深く関わっています。
固有覚のつまずきとおうち遊び|詳しくはこちら

お腹の運動(抵抗運動)

お腹の運動

やり方:子どもが腹臥位になり、大人が背臥位に戻そうと力を加える。子どもはそれに抵抗して腹臥位を保つ。親子で役割を逆にしてもOK。

OT視点:全身で抵抗する動きは固有覚への強い刺激になる。体幹の安定と「自分の力を感じる」体験が同時にできる。


タオルくぐらせ

タオルくぐらせ

やり方:長座位でタオルをピンと張り、大腿部の下にくぐらせる動作を繰り返す。

OT視点:腹部の筋肉を使いながら、タオルにかかる力を感じ取る。力加減のコントロールが苦手な子に向いている遊び。


自転車こぎ(臥位)

自転車こぎ(臥位)

やり方:背臥位で寝て、自転車をこぐように両脚を交互に動かす。2人で足の裏を合わせてやるバリエーションも。

OT視点:股関節・膝関節の屈伸が固有覚を刺激する。実際の自転車こぎの土台づくりに直結する動き。


お尻歩き

お尻歩き

やり方:床に座ったまま、お尻を使って前後左右に移動する。

OT視点:股関節周りと体幹の筋肉をしっかり使う。地味に見えるが固有覚への刺激が高く、姿勢の安定にも効く。


親の手に脚でタッチ

やり方:子どもが背臥位で頭を少し浮かせ、大人がランダムに手のひらを出す。子どもは脚を動かしてタッチ。

OT視点:腹筋で姿勢を保ちながら脚をコントロールする。体幹と下肢の固有覚を同時に使う負荷の高い遊び。


視覚×身体の連携を育てる遊び

目で見た情報を素早く体の動きに変換する力=「目と体の協調性」。ボールが取れない・文字を書くのが苦手などの困り感に関わっています。
視覚機能を育てる遊び|詳しくはこちら

反応ボールタッチ

反応ボールタッチ

やり方:大人が立位でボールを持ち、様々な場所にボールを動かす。子どもはボールめがけて手でタッチ。

OT視点:目標を見てそれに素早く反応。「眼と身体の協調性」を育てる。素早く反応するには適度な力の抜き加減が必要なため、固有覚とのセットで効果的。


ジャンプハイタッチ

ジャンプハイタッチ

やり方:大人が手のひらを出し、子どもがジャンプしてタッチ。高さや場所を変えてバリエーションを。

OT視点:目標に向かってジャンプ力を調整する動き。繰り返すことで視覚と運動の連携が磨かれる。


ボールトンネル

やり方:子どもが腕立て姿勢になり、大人が横からボールを転がす。子どもはお腹を上げてよける。

OT視点:転がってくるボールを目で追いながら体を動かす視覚・固有覚の協調運動。腕立て姿勢の保持でも体幹を鍛えられる。


うつぶせボール打ち

やり方:子どもは腹臥位でタオルを両手に持つ。大人が転がしたボールをタオルで打ち返す。

OT視点:ボールの動きを視覚で追いながら手を操作する。上肢と視覚の協調、背筋の強化に効果的。


社会性・協調性を育てる遊び

感覚の土台が育つと、人と一緒に動くことが楽しくなってくる。ここでは「人と合わせる」「ルールを守る」といった社会性につながる遊びを紹介します。
感覚統合の基礎|詳しくはこちら

背中合わせボールパス

背中合わせボールパス

やり方:2人が背中合わせで立ち、身体を左右に回旋させながらボールを渡し合う。

OT視点:「渡す・受け取る」タイミングを合わせる社会的な動き。体の回旋という全身運動も同時に鍛えられる。


ポケモンポーズ

ポケモンポーズ

やり方:色々なポケモンに見立てて、それぞれに合ったポーズをとる。へやすぽではポケモンの画像も表示してくれる。

OT視点:画像を見てポーズを模倣する「視覚→動作の変換」。「できた!」という達成感が自信とやる気につながる。


これらの遊びはすべてへやすぽアシストの実際のレッスンで行ったもの。プロのコーチが子どもの様子を見ながら遊びを選んでくれるので、「これうちの子に合ってる?」と悩まずに済むのが助かっています。

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